SIM・契約・エリアの確認
本体設定をひと通り見直しても改善しない場合は、SIMカード本体・契約状況・利用エリア・回線側の状況など、端末以外に原因がないかを順に確認していきます。心当たりがある項目から確認いただいてもかまいません。
SIMカードの状態
SIMカード本体に問題があるケースもあります。長く使っているSIMカードでは、金属端子部分に汚れや酸化が見られることがあり、これが原因で認識が不安定になることがあります。柔らかい布で軽く拭いてから戻すだけで改善するケースもあります。
また、SIMトレイがしっかり奥まで入っていない、SIMカードがずれて装着されている、といった物理的な問題も意外と多く見られます。違和感がある場合は、一度トレイを取り出してSIMの向きを確認しながら入れ直してみてはいかがでしょうか。
料金未納の確認
急に「圏外」表示になり、まったく通信できなくなった場合は、料金未納による回線停止の可能性も考えられます。クレジットカードの有効期限切れや口座残高不足で支払いが完了していないと、通知メールに気づかないまま回線が止まっているケースがあります。
Wi-Fiに繋ぎ、契約しているキャリアのマイページから、支払い状況を確認してみるとよいでしょう。請求と支払いのタイミングを把握しておくことで、こうした事態を防ぎやすくなります。
利用エリアの確認
特定の場所だけ電波が悪い場合は、その場所がそもそも対応エリア内かを確認してみましょう。各通信キャリアの公式サイトでは、エリアマップが公開されており、4G・5Gそれぞれの対応状況を地図で確認できます。
地下、ビルの奥、山間部など、もともと電波が届きにくい場所であれば、端末側で対処できることは限られます。窓際や屋外に移動するだけで改善するケースも多いため、場所を変えて試してみてはいかがでしょうか。
回線障害の確認
急に広範囲で電波が悪くなった場合は、契約キャリア側の回線障害が発生している可能性があります。各社の公式サイトやSNSの公式アカウントで、障害情報が発表されていないかご確認ください。地域全体の障害であれば、ユーザー側で対処できることはなく、復旧を待つ流れとなります。
SIM・契約・エリアの確認まで終えても問題が解消しない場合は、屋内環境特有の対策や、端末故障の疑い、サポート窓口への相談を検討する段階に入ります。次のページで具体的に見ていきましょう。